<全国高校野球選手権>◇9日◇1回戦

 英明(香川)白樺学園(北北海道)能代商(秋田)がいずれも甲子園初勝利を挙げ、智弁和歌山とともに2回戦に進んだ。

 英明は、左腕の松本竜也投手(3年)が毎回の11三振を奪う力投をみせ、春夏を通じて初出場の糸満(沖縄)に4-1で快勝した。

 白樺学園-鳥取商は2-2で延長に入り、11回表に白樺学園が1死一、三塁から併殺崩れで1点を勝ち越し、3-2で競り勝った。

 能代商は6回、4長短打と犠飛で4点を奪い、神村学園(鹿児島)を逆転。5-3で、秋田勢としては14年ぶりに初戦を突破した。

 智弁和歌山は花咲徳栄(埼玉)の守備の乱れもあり、中盤以降は打線が爆発して13安打を放つなど、11-1で大勝した。