<高校野球奈良大会:登美ケ丘5-4奈良大付>◇19日◇2回戦◇佐藤薬品スタジアム

 三度目の正直だ。登美ケ丘が延長10回の末、奈良大付にサヨナラ勝ち。昨秋、今春の奈良大会でいずれも1点差で敗れた因縁の相手をついに破った。試合を決めるサヨナラ打を放った伊藤博晃内野手(3年)は「サヨナラ打は初めて。リードされても誰も諦めてなかった。本当にうれしい」と喜んだ。吉田卓郎監督(56)も「チームが精神的に成長した」と胸を張った。