<全国高校野球選手権:済々黌3-1鳴門>◇13日◇2回戦

 今春の選抜大会8強の鳴門(徳島)が、夏は初戦で姿を消した。3失点した右腕の後藤田崇作投手(3年)は「きっちりと打たれたのは(4回の)本塁打だけ。あれ以外は粘りの投球ができました」とさっぱりとした表情で話した。

 選抜大会直後から今大会直前まで毎日、朝6時には登校し、坂道をダッシュするなど1人で走り込んだ。「(試合の)後半にばてないため」だった。後藤田は最後までマウンドに立ち、その成果を発揮した。