<全国高校野球選手権>◇13日◇1回戦4試合

 鹿屋中央(鹿児島)と三重が延長戦の末サヨナラ勝ちし、高崎健康福祉大高崎(群馬)利府(宮城)とともに2回戦に進出した。鹿児島県勢と宮城県勢はともに春夏通算90勝目。

 春夏通じて初出場の鹿屋中央は12回1死一、三塁から米沢の二塁内野安打で市和歌山を2-1で破った。

 三重は9回に佐田の2点適時打で追いつき、11回は2死満塁から押し出し四球で決勝点を挙げ、5-4で広陵(広島)に競り勝った。

 高崎健康福祉大高崎は5回に長島、柘植の連続適時打で2点を勝ち越し、3回から登板した高橋が2安打に抑えて岩国(山口)を5-3で振り切った。

 夏初出場の利府は同点とされた直後の6回、2死満塁から万城目の2点適時打で勝ち越し、4-2で佐賀北を破った。