<全国高校野球選手権>◇24日◇準決勝◇2試合

 大阪桐蔭が春夏連覇した2012年以来2年ぶり、三重は初の決勝に進出した。

 三重県勢が決勝に進んだのは、1955年に優勝した四日市以来で59年ぶり。

 決勝は25日午後1時にプレーボールの予定。

 4度目の全国制覇を狙う大阪桐蔭は敦賀気比(福井)に15-9で打ち勝った。5-6の4回、森の2点本塁打など4長短打で5点を奪って逆転し、6回にも3点を加えた。敦賀気比は御簗が1回に満塁、3回にソロの2本塁打を放つなど、大阪桐蔭の福島に15安打を浴びせたが及ばなかった。

 69年の選抜大会を制した三重はエース左腕今井が5安打で完封し、日本文理(新潟)に5-0で快勝した。2点リードで迎えた6回、2死満塁で長野が左前に2点適時打を放ち、8回には山井のソロ本塁打で加点した。