<高校野球神奈川大会:横浜3-1東海大相模>◇23日◇5回戦

 忘れたはずのプレッシャーは、確かに東海大相模ナインにのしかかった。センバツで1大会74安打の新記録を打ち立てた強力打線が、臼田哲也外野手(3年)の先制ソロのみ。1安打の佐藤大貢主将(3年)は「消そうと思っても消えない重圧だったんだと思う」と、終わって初めて正直な気持ちを吐露した。

 神奈川史上初の4季連続甲子園出場、史上7校目の甲子園春夏連覇-。センバツ王者には多くの期待がかけられた。春季県大会では4回戦負け。関東大会も初戦負け。そこから立ち直った選手たちを、門馬敬治監督(41)は「よくやってくれた。負けは僕の裁量ミス」とねぎらった。

 昨秋の県大会決勝と同じく横浜に負けて、秋春夏と最後まで神奈川の頂点には立てなかった。だが4番捕手として攻守にけん引した佐藤主将は、笑顔で横浜の主将、乙坂とがっちり握手。「夏の優勝旗、神奈川に持って帰ってきてくれよ」。神奈川勢の甲子園春夏連覇をライバルに託し“最強世代”の物語に幕を下ろした。【鎌田良美】

 ◆巨人原監督のコメント(母校・東海大相模の敗退に)「負けたか!

 春夏(出場)は難しいね」