ポスティングシステムでの米大リーグ移籍を目指すプロ野球日本ハムの大谷翔平(23)が5日、ロサンゼルスでマリナーズ、レンジャーズ、カブスの3球団と交渉したとスポーツ専門局ESPN(電子版)が報じた。

 ESPNによると、4日には最初に面談をしたとされるジャイアンツに続き、ドジャース、エンゼルスとも交渉。直接会うのは計7球団とされ、残るパドレスとも交渉する予定だという。

 大谷と各球団の交渉期限は、米東部時間22日午後11時59分(日本時間23日午後1時59分)までになっている。

 レンジャーズの地元テキサスのフォートワース・スター・テレグラム紙(電子版)は5日、同球団はデービス共同オーナーのほかダニエルズ・ゼネラルマネジャーやバニスター監督らが交渉に同席したと伝えた。

 ドジャースは野茂英雄投手ら多くの日本選手がこれまで活躍し、今季はダルビッシュ有(現在はフリーエージェント)、前田健太両投手を擁して29年ぶりのワールドシリーズ進出を果たした。ロバーツ監督は母親が日本人で沖縄生まれ。日本選手を理解し、受け入れるのには適しているといえる。