エンゼルスの首脳陣が、メジャーリーガーとして新たな道を歩む大谷の起用プランを明かした。先発投手兼指名打者(DH)として起用していく予定で、ソーシア監督は大谷のための「6人ローテ」を採用する意向を明かした。先発投手と野手としての出場を両立した伝説の名選手ベーブ・ルース以来の二刀流への挑戦がいよいよ幕を開ける。

 メキシコ系米国人の大富豪、71歳のモレノ・オーナーは大谷獲得にご満悦だった。かつて長谷川滋利、松井秀喜、高橋尚成らが所属したが、最近5年間は日本人選手とは縁がなかった。「クリスマスが早くやってきた」と喜び、「野球は日本やアジアで大きな人気がある。(大谷が加入し)みんなシーズンチケットを買ってほしい。そうすれば1番人気の球団になれる」と笑った。