エンゼルス大谷翔平投手(23)は、これまで通り中6日で27日午後1時5分(日本時間28日午前2時5分)、敵地でのヤンキース戦に先発する予定であることが、明らかになった。

 ソーシア監督が22日(同23日)、米国メディアから日曜日(27日)に大谷の次回の登板を予定しているかと質問を受け、「そうだね」と答えた。

 順調にいけば、ヤンキース田中将大投手との日本人対決となる。投げ合いは13年9月6日以来で、約4年8カ月ぶり。大谷は投球中に打球を左膝内側に受けるアクシデントもあり、5回2失点で降板(勝敗つかず)した。この年に24勝0敗の伝説を作った田中は大谷との投げ合いに勝って、開幕20連勝をマークした。

 大谷が田中と投げ合うことについてソーシア監督は「それは興味深いことだとは思うけど、我々は大谷が勝つことに集中している」と話した。

 カナダ・トロントでのブルージェイズ戦に5番指名打者(DH)で出場した大谷は打撃練習に加え、中距離のランニングで投手としても調整を行った。試合前から多くのファンが訪れ「オオタニサーン」と声をかけていた。場所を問わず「二刀流大谷」への注目度は高いようだ。(トロント=斎藤庸裕)