ヤンキース田中将大投手(29)が「地下鉄シリーズ」と呼ばれる交流戦のメッツ戦に先発。5回を投げ1安打1失点で降板。8勝目はならなかった。

 1回、1番ニモに先頭打者本塁打を浴び1失点。しかしその後は1四球を与えたのみ。8三振を奪う力投を見せた。

 6回、先頭打者で打席に入ると一ゴロ失策で出塁。その後、三進するとジャッジの右犠飛で本塁へ激走。途中、足をもつれさせるようなシーンもあったが1-1、同点のホームを駆け抜けた。しかし、この走塁で足にアクシデントが発生。6回のマウンドに上がることなく降板となってしまった。自身の黒星は消した。

 普段はDH制のあるア・リーグで打撃や走塁は行わないが、この日はインターリーグ(交流戦)で投手も打席に立つナ・リーグのホームゲームだった。

 球団の発表によると「両太もも裏の張り」で明日検査を受ける予定。

 田中は現在5連勝中で、勝てば6連勝で8勝目、さらにメジャー通算60勝目だった。

 5回、75球を投げ1安打1失点、1四球8三振で防御率は4・58。