エンゼルス大谷翔平投手(23)が「6番指名打者(DH)」で先発出場し、4打数無安打3三振の結果だった。打者としては6月4日(同5日)のロイヤルズ戦以来、約1カ月ぶりのメジャー復帰となった。試合後の一問一答は以下の通り。

 -戦いの場に戻って来られた気持ちについて

 大谷 3週間離れていたので、なかなかもどかしい気持ちでいましたけど、こうやって試合に出られることはうれしいかなと思いますし、1日でも早くこうやって戻ってきたいと思っていたので、まずは実戦に復帰できたのは良かったかなと思います。

 -早い復帰という印象があるが、自分の中ではどう感じているか

 大谷 僕はこんなに長く離れるとは思っていなかったので、気持ちも最初はもやもやはしてましたけど、良いプロセスを踏んで戻って来られたので、すごく良かったかなと思います。

 -約1カ月ぶりの打席。結果は甘くなかった

 大谷 個人的にもそうですけど、チームとしても良い流れに持っていけなかったとは思うので、(先発が)良いピッチングをしている中で早い段階で点を取ってあげられれば、もうちょっと違ったのかなと思ってます。

 -今回のケガで学んだこと、今後、大事にしたいことは

 大谷 チームとしてもけが人が多いですし、そういう中でこういうふうに離れてしまったというのは、すごく申し訳ないなと思う。ケガをして思うのは、すごく無駄な時間というか、周りの人にも迷惑をかけますし、個人的にもゲームに出ないと自分の足りないところも見えてこない。ケガをしてプラスになることもあるかもしれないですけど、基本的にはそんなことはないと思って、予防しながらやっていくのが、ベストじゃないかなと思う。まだまだシーズンあるので、ここから先、いい方向に進めるように頑張りたいと思います。

 -もやもやがあったと言っていた。再検査(28日)までは不安が大きかったのか、前向きな気持ちの方が大きかったのか

 大谷 自分の体感としては全然行ける感じだったので、3週間後の再検査に関しても120%以上というか、当たり前のように行ける準備はしてたので、特にそこに関してもう少し長くなるんじゃないかとか、そういう不安は全くなかったかなと思います。