エンゼルス大谷翔平投手(24)が最後に魅せた。

 1-2で迎えた9回裏。2死走者無しからこの日4度目の打席へ。ドジャースの守護神ジャンセンのカットボールの前に追い込まれながらも四球を選び出塁。続くフレッチャーの初球にメジャー2個目の盗塁を決めると、捕手の悪送球で三塁へ。フレッチャーの適時打で生還し2-2同点。この瞬間、ドジャース前田健太の勝ちが消えた。チームはその後キンズラーの安打に悪送球が絡み3-2でサヨナラ勝ちした。

 この日はドジャース先発の前田とメジャー初対戦。

 第1打席はチェンジアップに空振り三振。第2打席は150キロ内角直球に詰まって遊飛と完敗だった。投手が左腕アレクサンダーに代わった第3打席は空振り三振。ここまでは良いところがなかったが最後の最後で勝利に貢献して見せた。

 3打数無安打1四球1盗塁1得点。打率は2割7分8厘。