エンゼルスのマイク・ソーシア監督は、6日(日本時間7日)に行われたドジャース戦で盗塁を成功させ、3−2でのサヨナラ勝利を呼び込んだ大谷翔平投手について、その技術をスピードを称賛した。MLB公式サイトが伝えている。

 大谷は9回に四球で出塁すると、続くデービッド・フレッチャー三塁手への初球でスチールに成功。相手捕手の悪送球で三塁まで進むと、フレッチャーの適時打によって同点のホームを踏んだ。

 日本ハム時代は5シーズン通算で13盗塁。メジャーではこれが2回目の盗塁となった大谷は、盗塁についてはまだ技術に足りないところがあるとコメント。しかしソーシア監督は翌日、「大谷にはスピードがある。彼が思う欠点を私は感じていない。昨夜は素晴らしいスタートを切っていた」と称えた。

 大谷が今季、盗塁を15−20回は成功させられるかと問われると、同監督は「できると思う。だが、今シーズンどれだけ打席に立てるかにかかっている」とコメント。「彼には重要な時に盗塁を成功させる技術と速さがある。昨夜のように勝敗に影響する場面で盗塁を成功させることができれば、いくつ成功させられるかは問題ではない」と続けた。