カブスは19日、守護神ブランドン・モロー投手を右上腕二頭筋の炎症により、10日間の故障者リスト(DL)に入れた。16日に遡って適用される。MLB公式サイトが伝えた。

 腰の張りにより6月にも戦線離脱していたモロー。ジョー・マドン監督は今回の故障について「対処できると思っていたが難しいと判明した。長期離脱は見込んでいない」と語った。

 モローは今季24回のセーブ機会中22セーブを記録。15日にはパドレス戦で登板したが、球速に勢いは見られなかった。

 カブスはウェーバー公示なしのトレード期限を前に投手を探していたが、モローの故障で考えが変わるかと問われると、マドン監督は「(GMは)常に改善を考えており、我々は様子を見守る。ブランドンのケガが短期的なものであることを願っているし、そうだと信じている」とコメント。DLから復帰させたアンソニー・バス投手らの名を挙げ、「ブルペンの層はまだ厚い」と述べた。