エンゼルス大谷翔平投手(24)が「2番初アーチ」で打線に火を付けた。ホワイトソックス戦に「2番指名打者(DH)」で出場。1点を勝ち越し、なお5回無死二塁、右翼スタンドへ9号2ランを放った。

 得点力アップを狙い、2番に起用した首脳陣の期待に応え、14安打11得点の大勝に貢献。メジャー1年目での2ケタ本塁打へ王手をかけた。

 ▼大谷のスタメン2番出場は日本で1試合、大リーグで3試合目になるが、2番で本塁打は初めて。

 日本人大リーガーの1年目の本塁打では01年新庄(10本)03年松井秀(16本)05年井口(15本)06年城島(18本)08年福留(10本)12年青木(10本)に次ぐ2ケタ本塁打に王手となった。