ヤンキース田中将大投手(29)の5年連続2桁勝利は、4試合連続で持ち越しとなった。

 マーリンズ戦に先発し、6回4安打1失点1四球4奪三振と好投したものの、勝敗は付かなかった。

 4回表、ヤンキース打線が1点を先制した。

 だが、田中は5回裏、先頭打者にソロ本塁打を浴び、同点に追い付かれた。

 田中は1-1の同点で迎えた7回表、打席が回ったところで代打を送られた。

 球数は82球。

 防御率は3・90。

 試合後は「ここ数試合よりは、手応えがあったのでこういう結果につながったのかなと思います」と、冷静に話した。

 田中は7月31日に9勝目を挙げて以来、勝ち星がなく、その間、4試合で打線の援護はわずか2点。それでも、「ボクが点を取られても勝ってきた試合もたくさんある」と、淡々と振り返った。

 試合は、延長12回表、ヤンキースが1点を勝ち越し、4連勝を飾った。