NHK BS1で5日午前9時から生中継中のエンゼルス-レンジャーズ戦で、解説の武田一浩氏が体調不良のため放送席を離れ、森中直樹アナウンサーが1人で実況を続ける事態になっている。

中継は午前10時に差しかかる段階から急に無言の時間が増え、ツイッター上では「武田さんが、いきなりしゃべらなくなった」「どうした?」「アナウンサーが実況を1人で、ということもあるのか?」などの声が相次いだ。

その中、森中アナが「解説の武田一浩さんが体調不良のため、森中が1人でお届けしています」などと報告した。

ツイッター上では「大丈夫か?」「無言の時間があったから、どうしたんだと思った」「最初から声の調子が変だった」「病気ではないか心配だ」など、武田氏の健康を心配する声が相次いだ。

一方で、「MLBに詳しいアナウンサーでNHKは助かった」と、大リーグ中継の実況が豊富な森中アナウンサーの手腕をたたえる声もあった。

この試合は、大谷翔平投手(24)が2番DHで先発出場し、6回表にレンジャーズ先発のマイナーから、メジャーで初めて左腕から、今季16号の本塁打を打った。