17日のドジャース戦で右肘を負傷したロッキーズのトレバー・ストーリー内野手について、当初の見立てよりも軽傷だったことが明らかになった。バド・ブラック監督によれば、MRI検査の結果、尺側側副靭帯(じんたい)の損傷ではなく、炎症を起こしていることが判明。ロッキーズにとっては朗報となった。MLB公式サイトが伝えている。

ブラック監督は報道陣に対し「関節に問題はなく、靭帯も大丈夫だ。構造的な損傷もない」と語り、同選手が数日で戻ることを期待していると述べた。

ストーリーはドジャース戦の4回にバットを振った際に痛みを訴え、交代。本人はそれより前のプレー、ジャスティン・ターナー内野手のゴロをダイブで捕球し送球した際に最初に痛みを感じたと述べていた。

尺側側副靭帯の損傷は投手によくみられるケガで、靭帯を断裂した場合はトミー・ジョン手術(側副靭帯再建手術)が必要となることが多い。ストーリーはルーキーイヤーだった2016年7月下旬に左親指の尺側側副靭帯を断裂して手術を受け、残り全休となった経験がある。