エンゼルス大谷翔平投手(24)が、決勝の22号本塁打を含む4打数2安打2打点で勝利に貢献した。8回のソロ本塁打は日本ハム時代の同僚、マーティンから放った。試合後の一問一答は以下の通り。

-決勝本塁打を振り返って

大谷 最後の最後で、良いところで打てて良かった。

-日本ハムの同僚、マーティンから打った

大谷 実際にゲームの中でというのは初めてだったので、やっぱり改めて、良い投手だなと思いました。最後たまたま、甘いところに(ボールが)来たので、ギリギリ(フェンスを越えて)入ってくれて良かった。

-マーティンは完敗だと言っていた

大谷 そう言ってくれるのは、すごくうれしいことですし、メジャーで8回を投げているピッチャーなので、割り切っていかないとなかなか打てないと打席の中では感じた。もう今年はないですけど、来年以降、対戦する機会があれば、全力で頑張りたいなと思います。

-4月の試合、一塁けん制で刺された時のお返し

大谷 お返しとかではないですけど、僕もそうですし、マーティンも抑えるために、いろんな手を使って、バッターを抑えにくると思う。それに負けないように、しっかり強い気持ちを持って、打席に入りたい。

-対戦は初めてだが、人としては良く知っている相手だった。その投手から打てたということで、他の本塁打と何か違いは

大谷 場面も場面でしたし、もちろん、一緒に戦ってきた選手なので、打ちたいなという気持ちは、当然他のピッチャーよりも強いかなとは思う。次回以降も全力で、結果がどうなるかはその時になってみないと分からないですけど、なんとか打てるように頑張っていきたいと思います。

-今日の1三振でシーズン100三振となった

大谷 結果的には三振の多いタイプなのかなと思っているので、そこはもちろん減らしていく課題の1つだとは思う。格上の相手に対して、全部を打ちにいくということはできないですし、とるところはとって、捨てるところは捨てないと、力が上の人に対してはなかなか勝てないかなと思う。自分がレベルを上げていけば必然的に、少なくなっていくのかなとは思います。

-手術の発表があって、今日の試合に臨むにあたって心境の変化は

大谷 特にないです。

-5日にMRI検査をした後、周りが落ち込んでいたし、結果を出したいと言っていた。昨日、手術の発表の時も、周りの反応はあったと思うが、今回はそういう気持ちは

大谷 あまりないですね。特に今日どうだというのはなかったですし、毎日、ほぼ試合がありますけど、常に前日の課題を翌日にクリアできるように、練習もそうですけど、試合もそのために毎日毎日やっているので、確実にレベルアップはできているかなとは思います。