ツインズで15年目のジョー・マウアー一塁手(35)は、このオフにフリーエージェント(FA)となる権利を有しており、シーズン最終カードに向けて例年以上の感慨をのぞかせている。

マウアーは本拠地でのホワイトソックス戦を前に、「これが最後の週末だ。とにかく楽しみたい」とコメントした。

この日ダブルヘッダー1試合目に2安打を放ち、マウアーは先発出場試合での連続出塁記録を13試合に更新。その間の打率は3割5分2厘をマークしている。ア・リーグMVPを獲得した2009年のような往年の成績には及ばないものの、出塁率ではア・リーグ上位25位以内につけている。

ポール・モリター監督はマウアーについて「プロ意識、選手としてのパフォーマンス、そして彼が故郷ミネソタのコミュニティーで長年果たして来た役目と、すべてがすばらしい」と評した。

ツインズは昨季ア・リーグのワイルドカードを得てポストシーズン進出を果たしたが、今季は負け越して30日の最終戦を迎える。

モリター監督は、「マウアーのプレーを見るのは楽しい。彼がフィールドに立つたびに、その姿を目に焼き付けたいと思っている」と語った。