エンゼルス大谷翔平投手(24)が、メジャー2年目のキャンプ初日を終えた。バッテリー組の始動日となった13日(日本時間14日)は別メニューで調整。特設のトレーニングルームで約30分、汗を流した。練習後の大谷の主な一問一答は以下の通り。
-メジャー2年目のキャンプイン。身が引き締まる思いがあると思うが
大谷 すごくワクワクもしていますし、メンバーもかなり変わってるので、監督も代わってますし、どういう感じで進んでいくのかなというのをまず早めに確認しながらやりたいなと思います。
-手術後で調整方法が変わっていると思うが、現在の状況は
大谷 今出来るメニューを1日1日しっかりこなしたいなと思っていますし、その一歩ずつが必ず復帰につながると思って、1日1日、1つのメニューを大事にやりたい。
-2年目。1年目と違う感覚はあるか
大谷 おそらく野手のキャンプインからが僕自身、チームに入っていくと思うので今は個人のメニューというのを把握しながら、今はバッテリーで集まってるので、そこも来年からというよりは、今からやっておいたほうが良いのかなと思って。そういうちょっとしたことをやっていければなと思います。
-5月ごろの打者復帰に関して監督と話などは
大谷 GMとも話しましたし、1個1個のメニューの消化がより早く復帰するための1つかなと思っている。そこに関しては同じ認識ですし、選手が早くプレーしたいというのはこれは当然のこと。メディカルスタッフが長く(状態を)見たいというのも普通のこと。そのバランスが良い具合になっていれば、もちろんリスクなく早くいけるんじゃないかなと思ってます。
-今、体の状態は
大谷 手術の部分もそうですけど、トレーニングをしててもあんまり問題ないですし、それこそ早く、次のステップとか、早い段階に行きたいなと自分では思うのが普通なので。そこを我慢しながらやりたいなと思います。
-マリナーズに菊池雄星投手が入団。対戦が多くなると思うが、ワクワクする気持ちは
大谷 まず、僕がしっかりベンチに入って試合に出て。(エンゼルスの)メンバーもほんとに変わっているのでその中でもう1回、自分の役割とか場所っていうのをしっかり勝ち取れればと思います。
-リハビリの中で技術的、肉体的に取り組んだことは
大谷 技術練習に関してはやることも限られてますし、その限られた練習をしっかりと100%でこなしていくのが大事かなと思ってやっている。そういうところは問題なく出来ていると思います。
-右腕の筋力はどれだけ戻っている感じか
大谷 重量はもちろんマックスというわけにはいかないですけど、ウエートトレーニングも普通に出来ていますし、そこそこ戻っている。
-リハビリで制限があるなか、精神的なもどかしさもあると思うが
大谷 今はないです。ある程度、投げられないというか、こういう風な感じでいくかなと予想してきているので。
-打者一本で臨む2年目。自分の打撃そのものに求める水準は高くなるか
大谷 去年(シーズン)最後の方ですごく良い感覚で終われましたけど、それを(復帰の)一発目から出せるかどうか分からないですし、もちろんそれ以上目指してやりますけど、そこは相手との駆け引きもあるので。どうなるかは分からないですし、そこはまた楽しみかなと思います。