マリナーズ菊池雄星投手(27)がレンジャーズ戦に先発し、1回無安打無失点2奪三振と力強い投球を披露した。

この日は、1イニング限定の「ショート・スタート」。メジャー1年目の菊池に対し、マリナーズ首脳陣が負担を軽減するために考慮した措置で、事前に公表されていた。

1回表。1番デシールズを二ゴロ、2番オドルをスライダーで空振り三振、3番アンドルスをスライダーで空振り三振と、完璧な内容だった。

球数は9球(ストライク7球)。

最速は94マイル(約151キロ)。

試合は、4-4のまま、延長戦へ突入。延長11回裏、マリナーズがサヨナラ勝ちを収めた。

菊池のプレー時間は約5分間足らずだったが、試合は4時間6分。

登板後の菊池は「すごくいいマウンドになったんじゃないかと思います」と振り返り、さらに「延長にも行ったので、正直、最後、投げたこと忘れてて…。そのくらい早いというか、経験したことない感じでしたけど」と笑わせた。

なお、菊池の次回登板は5月3日(同4日)の敵地インディアンス戦になる予定。