マリナーズ菊池雄星投手(27)がエンゼルス戦に先発し、4回途中9安打7失点(自責6)でKOされ、4敗目(3勝)を喫した。

花巻東高の後輩、大谷翔平投手(24)とのメジャー初対決は、3打席の対戦でソロ本塁打を含む3打数2安打1本塁打と完敗だった。試合後の菊池の主な一問一答は以下の通り。

-3試合続けてこのような結果

菊池 悔しいという気持ちですね。

-足の上げ方などを変えたが

菊池 ここ3試合の中ではボール自体は少しいいのかなというのはありましたけど、まだまだいい状態にはもう少しかなというところは感じました。

-守備に足を引っ張られる場面もあったが

菊池 逆に自分のピッチングで、リズムを持ってこれないような、そういう投球になってしまった。難しいというか、そういう試合でした。

-大谷との対戦について

菊池 悔しい結果になりましたけど、同じリーグでまた対戦する機会が今後もまた多くあると思うので、次につなげたいと思います。

-4球で3連続被弾

菊池 初めての経験ですし、当然、マウンド上でも経験したこともないような悔しさも感じました。こういう苦い経験というか、失敗とかを長いシーズンにつなげていかないといけないと思う。この悔しさを次につなげていきたいと思います。

-今が踏ん張りどころ

菊池 良くない試合が3試合続きましたけど、ここでどう自分自身がこの現状を捉えるかというところで、また今後の結果とか、野球人生も変わってくると思っているので…。この苦しいというか、苦い経験を必ずプラスにしたいなと思います。

-精度の部分がもう少しという感じか

菊池 精度もそうですし、四隅を付くような投球では元々ない。甘くなっても差し込めるような球には、もう少しいってないかなというところですね。

-修正がまだ完全になじんでいない

菊池 軌道が一定しないというか、いい時、悪い時がはっきりしているので、そこはまた次の5日間で、というところですかね。

-大谷と同じグラウンドに立った事実は

菊池 投げることに必死というか、そういうことを考えられるような立場でもないですし、ここ2試合の結果もありましたので…。個人的な部分はもう少し先に、自分自身がレベルアップした先に、そういうのが楽しめる時が来ればいいなとは思ってますけど、今は必死に毎試合戦ってるというところです。