エンゼルスの先発左腕タイラー・スカッグス投手が1日に遠征先テキサス州のホテルで急死したことを受け、エンゼルスのビリー・エプラーGMは「同じチームには二度と戻れない」と悲痛の言葉を口にした。MLB公式サイトが伝えている。

エンゼルスは2日に会見を開き、そのなかでエプラーGMは「われわれは昨日、家族の一員を亡くした。彼はチームメートであり、兄弟であり、友人であり、何よりも夫であり、息子であった。将来ある若者だった。これから彼はわれわれの心のなかだけで生き続ける。われわれは同じチームには二度と戻れない」と語った。

同日にアーリントンで予定されていたレンジャーズ戦は中止となったが、2日の試合は行われることに。エプラーGMは選手たちと話し合い、試合に臨むことが最善ということで一致したと明かし、「タイラーもそう望んだと思う」と述べた。

エプラーGMはスカッグス投手の人柄について「誰とでもうまくやっていた。彼が人々やコミュニティーにもたらしたインパクトは大きい。タイラーを知り、彼を愛した人が多くいる。そうでない人に会ったことがない」とし、同投手はコミュニティーにとって欠かせない人物だったと話した。