ドジャース前田健太投手が7回途中まで1安打無失点の快投を続けたが、終盤の痛恨の被弾に泣き5敗目(7勝)を喫した。

1回1死から失策で走者を許したが併殺で切り抜けると、低めをついたスライダー、チェンジアップが冴え、4回まで無安打に抑える快投を見せた。5回1死から5番メヒアにカーブをセンター前に落とされる中前打で初安打を許し、続く6番ネイラーを四球で歩かせて1死一、二塁とピンチを招いたが、7番ガルシアをチェンジアップで二ゴロ併殺に打ち取った。

6回からも安定した投球を見せたが、打線の援護もなく0-0で迎えた7回2死でここまでスライダーで2三振に仕留めていた4番レンフローに、曲がりが甘かったスライダーをバックスクリーンに運ばれる先制ソロを浴びた。さらに8回2死一塁で9番マーゴーにスライダーを左翼最前列へ運ばれて3失点。続く1番タティスに死球を与えたところでマウンドを降りた。

投球内容は7回2/3、101球を投げ、4安打3失点1四球6三振2本塁打で防御率は3・76。

5月までに7勝を積み上げたが、6月は好投しながらも白星に恵まれず5試合先発して0勝2敗。前半戦最後の登板で5月31日以来36日ぶりの白星を目指して7回途中まで無失点で力投したが、終盤に力尽きた。

試合は1-3でドジャースが敗れた。