エンゼルス大谷翔平投手(25)が、マリナーズ菊池雄星投手(28)と対戦し、1打数無安打1四球、1三振の結果だった。6月8日以来、メジャーでは2度目の対決。初対戦では3打数2安打1本塁打と攻略したが、2度目の対戦で安打は出なかった。

菊池との対戦を振り返り「打席の中でボールが大きく変わったかどうかというのは、あまり感じなかったですけど、全体的な試合の流れとしては、うまい具合に抑えられたのかなと。その中でもみんな粘って球数を投げさせていましたし、いい取り組みだったかなと思います」と、5回途中までに菊池から4四球を奪った味方打線の粘りに納得の表情を浮かべた。

大谷は5回無死満塁、元ヤクルトの右腕カラシティから左犠飛で同点とすると、7回には日本ハムの元同僚バースから内野安打を放った。この日、全打席で日本球界経験者の投手と対戦し「特に意識することはないです。バースはもちろん特別ですけど、素晴らしいボールを投げていたと思いますし、たまたまいいところに飛んでくれましたけど、いい球は来ていたんじゃないかなと思う。敵チームですけど、活躍してくれるというのも元チームメートとしてうれしい」と元同僚の活躍を喜んだ。

大谷は4打席で2打数1安打1打点で、打率はちょうど3割。チームはア・リーグ西地区最下位のマリナーズに3連勝で貯金を2とした。