大リーグ機構は1日、30日に行われたレッズ−パイレーツの試合で乱闘騒ぎが発生した件について、両チーム各3選手の計6選手に出場停止処分と罰金、両軍の監督に対しベンチ入り禁止処分を科した。

この試合では7回にパイレーツのキーオン・ケラ投手がデレク・ディートリック二塁手の頭部付近に球を投げたことで、両軍の間に緊張が走っていた。そして迎えた9回、マウンドに立っていたレッズのアミール・ギャレット投手がパイレーツのベンチにいたトレバー・ウィリアムズ投手と言葉を交わした後に激昂し、パイレーツのベンチに突進してパンチを繰り出し、両軍の選手がベンチを飛び出しての乱闘となった。

これにより、パイレーツではケラが「乱闘のきっかけを作った」として10試合、ホセ・オズナ内野手が5試合、カイル・クリック投手が3試合の出場停止処分に。レッズではギャレットが8試合、ヤシエル・プイグ右翼手(現インディアンス)が3試合、ジャレド・ヒューズ投手が3試合の出場停止処分となった。

また、パイレーツのクリント・ハードル監督は2試合、レッズのデービッド・ベル監督は6試合のベンチ入り禁止処分となっている。