エンゼルス大谷翔平投手(25)が、弾丸ライナーの18号ソロ本塁打を放った。

5回1死の第3打席、1ストライクから内角のスライダーを捉えた。スタットキャストによれば角度19度、打球速度は114・4マイル(約184キロ)。弾丸ライナーで右翼スタンドへ運んだ。

メジャー2年間で放った本塁打40本中、打球速度は最速。6月13日のレイズ戦で放った8号3ランと並ぶ最も低い角度の弾道でスタンドまで運んだ。打球速度について大谷は「引っ張っているので、速度が出るのは普通じゃないかなと思うんですけど、ああいう打球もしっかり打てるようになれば、幅自体も広がるのかなと思います」と振り返った。

大谷の本塁打は9月7日のホワイトソックス戦以来、17打席ぶり。安打も13打席ぶりだった。

本塁打以外の打席は2三振を含む4打席凡退で、5打数1安打。打撃の状態について「スイング自体はシーズンの中でもいいんじゃないかなと思う。こういう形で打てている、振れているということに関しては、いいかなと思うので、それがヒットにつながるかというのがまた大事。そこはもう1つ考えないといけない」と残るシーズン15試合に向け引き締めていた。