今オフにアストロズからフリーエージェント(FA)となった右腕ゲリット・コール投手(29)の次の契約が、史上最高額更新となる可能性があるようだ。MLB公式サイトが伝えている。

移籍情報サイト「MLB Trade Rumors」は5日に掲載した“FAトップ50”で、コールをナンバー1に選出。同サイトのティム・ディークス記者は、コールがエンゼルスと投手史上最高の8年総額2億5600万ドル(約279億円)の契約を結ぶと予想した。

これまでは、デービッド・プライス投手が2015年にレッドソックスと締結した7年総額2億1700万ドル(約237億円)が史上最高。年平均換算では、ザック・グリンキー投手が同年にダイヤモンドバックスと合意した3440万ドルが史上最高だったが、コールはそのいずれも上回る可能性があるという。

ただし、コールを追っているのはエンゼルスだけではない様子。ディークス記者はヤンキース、ドジャース、ナショナルズ、ホワイトソックス、ツインズ、フィリーズ、レンジャーズ、カブスも争奪戦に加わる可能性があると伝えている。