インディアンスのカルロス・カラスコ投手が、全米野球記者協会クリーブランド支部が選出するグッドガイ賞に選ばれた。

32歳のカラスコは5月に白血病と診断されたが、今季中に復帰するという誓いどおりに9月に入ってから戦列復帰を果たしている。また同選手は、治療を受ける間も地元の病院で病気と闘う子供たちを頻繁に訪問。人道援助への支援に積極的な選手に贈られる今年のロベルト・クレメンテ賞にも選出されていた。

インディアンスの年間最優秀選手には、ロベルト・ペレス捕手(30)が選出。過去5シーズンは控えにいたが、昨冬にヤン・ゴームズ捕手がナショナルズにトレードで移籍して以降レギュラーとなると、シーズン後に手術を要するケガを足首に負っていたにもかかわらず計1137の守備機会でエラーはわずか3回のみ。少なくとも118試合で捕逸が一つもないという、殿堂入りのジョニー・ベンチ氏が1975年に記録して以来の偉業を成し遂げた。今季は打率2割3分9厘、キャリア最多の24本塁打と63打点をマークした。(AP)