レッドソックスからフリーエージェントになった先発右腕ポーセロが12日、メッツと1年1000万ドル(約11億円)で合意した。

メッツのブロディー・バンワゲネンGMは「おそらく、われわれは球界で先発層に最も厚みのある球団だと思う」と語った。

ポーセロはレッドソックスとの5年契約の最終年となった今季、32試合先発で14勝12敗、防御率5・52という成績だった。同球団で最も好成績を挙げたのは2016年で、22勝4敗を記録し、ア・リーグのサイ・ヤング賞に輝いた。

前カージナルスの先発右腕マイケル・ワカ投手と1年契約に合意したと報じられているメッツ。ほかにもセス・ルーゴ投手、ロバート・グセルマン投手が春季キャンプに向け先発要員として調整中で、キャンプでは先発5枠を巡って8投手が競争を繰り広げることになりそうだ。

バンワゲネンGMは、ワールドシリーズ優勝経験者のポーセロを「プレーオフでの登板経験もあり、リングも獲得している」と歓迎している。(AP)