フィリーズは14日、ウエーバー公示によりニック・マルティーニ外野手(29)を獲得。メジャー出場の前提となる40人枠を空けるため、オデュベル・ヘレーラ外野手(28)を登録から外した。

2016年にオールスター選出を経験したヘレーラは、キャリア通算打率2割7分6厘、出塁率3割3分3厘、長打率4割2分3厘を記録。しかし、昨季は恋人へのドメスティックバイオレンスの容疑で逮捕されたことから、大リーグ機構の規定に抵触したとして、シーズン途中に残り試合の出場停止処分を科されていた。

処分を受ける前から先発の座を失っていたヘレーラは結局、昨季39試合出場で、打率2割2分2厘、1本塁打、16打点という内容だった。

マルティーニは、キャリア通算288打席で、打率2割6分9厘、出塁率3割7分2厘、長打率3割8分。昨季はアスレチックスとパドレスでプレーし、32試合出場で打率2割2分6厘、出塁率3割3分だった。(AP)