メッツは16日(日本時間17日)、昨年11月に就任したカルロス・ベルトラン監督(42)の解任を発表した。同監督は現役時代の17年にアストロズでサイン盗み問題に関わったとされる。

一連のサイン盗み問題ではアストロズのA・J・ヒンチ監督、レッドソックスのアレックス・コーラ監督に続く3人目の解任となった。

ベルトラン監督は「私は失敗した。大変申し訳ない。いつの日か復帰できる機会があることを願いたい」とコメントを発表した。

ベルトラン氏はプエルトリコ出身。両打ちの外野手で98年ロイヤルズでメジャーデビュー。アストロズ、メッツ、ヤンキースなどでプレーし17年にアストロズ復帰。同年、ワールドシリーズを制し、現役引退した。

通算で2586試合に出場し2725安打、435本塁打を放った。

MLBが発表した調査報告では、その年のシーズン中にサイン盗みを主導したとして、選手でただ1人名前が挙がっていた。