メジャーで4年間、昨季までロッテで2年間プレーしたマイク・ボルシンガー投手(32)が10日、電子機器を駆使したサイン盗みが発覚しているアストロズを「不正行為」等で提訴した。

ブルージェイズに所属した17年8月、ア軍戦に登板し、4安打4失点の炎上で1/3回で降板。翌日に戦力外となり、2度とメジャーに上がれなかった。その試合でごみ箱たたきのサイン伝達が確認されており、サイン盗みで野球人生を壊されたとし、ア軍が17年世界一によって得た約3100万ドル(約34億1000万円)を返上し、子ども向け慈善活動への寄付や引退選手への基金に使うよう求めた。