【テンピ(米アリゾナ州)1日(日本時間2日)=斎藤庸裕】嵐の前の静けさか…。エンゼルス大谷翔平投手(25)が、ホワイトソックス戦に「4番DH」で出場し、2打席連続三振に終わった。

昨年の対戦で本塁打を放った左腕デトワイラーに対し、第1打席はボール気味の内角直球に空振り三振を喫し、第2打席はカーブを見逃して3球三振。打席後に首をかしげるようなしぐさを見せ、ベンチでは浮かない表情だった。

ここまで4試合で8打数1安打、10打席で6三振。タイミングが遅れている傾向にある。とはいえ、調整期間のオープン戦で、まだ4試合。昨年9月中旬に左膝を手術し、今キャンプから右足を上げる新打法にも取り組んだ。キャンプ5日目に「トップの選手でも、もっと良くなるためにいろいろ変えて、毎日練習している」と話したように、さらなる進化の過程にいる。

多くの三振が爆発の予兆ともなってきた。メジャー1年目の18年7月末は「事が進んでいる中の停滞」と、不振にあえいだレイズ3連戦と前カードのマリナーズ戦で計16打席で6三振。絶不調だった昨年8月末~9月初旬は「打てないと打席に行くのも嫌になる」と吐露したアスレチックス3連戦と前カードのレッドソックス戦で計18打席で10三振を喫した。しかし、それぞれ直後のカード3試合で別人のように状態が向上。18年(インディアンス戦)、19年(ホワイトソックス戦)ともに13打数6安打と結果を出している。

1年目はオープン戦で打率1割2分5厘と苦しみながら、開幕から打ちまくった。打者としての才能を示した過去2年の実績もある。修正能力が高い大谷なら、打席を重ねるごとに感覚をつかんでいくはずだ。