エンゼルス大谷翔平投手(25)が、4日(日本時間5日)のマリナーズ戦で2試合ぶりにスタメン出場する見込みとなった。

対するマ軍は平野佳寿投手(35)が救援登板する予定で、米国で初の直接対決が実現する可能性もある。2人は平野がダイヤモンドバックスに在籍していた18年、交流戦で同じグラウンドに立ったものの、対決はお預けとなった。今季は同地区となっただけに、幾度となく、顔を合わせることになりそうだ。

3日(同4日)のオープン戦に出場しなかった大谷は、居残りの野手組と一緒に調整した。前日にブルペンで投球練習を行ったこともあり、この日はノースロー。もっともフリー打撃では36スイングで13本の柵越えを放った。途中、マドン監督から指導された後、中堅バックスクリーンを越える推定140メートル弾を放つなど、上昇気配をうかがわせた。リード打撃コーチも「このキャンプでベストだったね」と、試行錯誤を続ける大谷の兆しを感じ取っていた。(テンピ=四竈衛)