レッズの通訳兼球団広報のルーク篠田氏(23)が、秋山翔吾外野手(31)の生活を支えている。

昨年はエンゼルスの広報部に所属。同氏がロサンゼルス在住だったことと、ツインズ前田のトレーニング施設紹介が重なったことで、米国に残留して自主トレを継続することができた。秋山は「ルークの家がなかったら、日本に帰っていたと思う。すごくいい巡り合わせかなと。いろいろとやってくれるし、有り難い。ホテル暮らしだったら、ストレスだったと思う」と感謝する。

ルーク氏はキャンプ中、通訳だけでなく、レッズの球団公式ツイッターの日本語版で、秋山の情報を発信。練習や業務を終えると、秋山と外食へ出かける毎日だった。ロサンゼルスへ移動してからは朝、昼、晩の食事を始め、買い物などの空き時間も共有する。「状況に応じて、全力でサポートをするだけです。先が見えないですけど、いろんなことができるのは、いいことかなと。ポジティブに」と笑った。

8歳の年齢差も感じさせない、息があったコンビ。秋山は新生活について「申し分ないです」と笑い、快適さを口にする。二人三脚で、前に進んでいる。