エンゼルスのジョー・マドン監督(66)が18日、ラジオ番組で大谷翔平投手(25)の投球練習を視察したことを明かした。ブルペンでの投球や右肘のリハビリの状況について「良いね。数日前に見て、力強かった。キャッチボールでも非常によく見える」と話した。

新型コロナウイルスの感染拡大で3月中旬にアリゾナ州でのキャンプが中断となって以降、大谷はカリフォルニア州アナハイムの本拠地エンゼルスタジアムで練習を継続。4月13日には約1カ月ぶりにブルペン投球を再開した。開幕へ向けリハビリの段階を上げている大谷の様子について、マドン監督は「制限もなく、いつも通りに見えた。活発に動いている」と話した。

2月のキャンプイン当初、大谷は開幕を打者として迎え、復帰登板は5月中旬頃を見込まれていた。メジャーの開幕が延期となったことで、投打二刀流でのスタートが期待されている。