米大リーグ機構(MLB)と選手会が、今シーズン開催に向けた話し合いで選手の年俸や試合数などについて合意に至らず、交渉決裂となったことを受けて、少なくとも6球団のオーナーが今季実施に反対しているという。米CBSスポーツが伝えた。

これは米メディア「SNY」の記者が報じたもの。一方、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」の記者らは、ある選手の代理人が「間違いなく8人以上のオーナーが反対している」と述べたと伝えている。

オーナー名や今回の報道が確かなものかは明らかでないが、MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーがシーズンのスケジュールを決定する場合は、全球団オーナーから75%以上の承認が必要とされていることから、記事では「もし8球団以上が反対となれば、大きな変化が起きるだろう」と予想されている。