新型コロナウイルスに感染していたナショナルズの主砲フアン・ソト外野手(21)が、負傷者リスト(IL)から復帰したが、デーブ・マルティネス監督は同選手をラインナップに含めなかった。

ソトは開幕直前に行われた新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示し、7月23日の開幕戦を欠場。1日に、練習に限るという形でチーム復帰を果たしていた。

マルティネス監督は「昨夜彼と話したが、あと2日くらいは様子を見たいとのことだった。脚が少し重く、腕にも少々痛みがあると話していた。そこまで調子は悪くなさそうだが、彼が確実に健康をキープできるようにしたい。これだけ長く離脱していたのだから」と語った。

昨季はレギュラーシーズンに34本塁打、110打点を記録し、チームの世界制覇に大きく貢献したソト。マルティネス監督は同選手を指名打者として起用する可能性を口にしつつも、慎重な姿勢を崩していない。(AP)