今季にブレークし、ナ・リーグのサイ・ヤング賞候補の一角とみられていたブルワーズの右腕コービン・バーンズ投手が25日、左わき腹を痛めて負傷者リスト(IL)入りした。

25歳のバーンズは今季途中から先発ローテーションに加わり、12試合の登板(うち先発9試合)で4勝1敗、防御率2・11の好成績をマーク。しかし24日のカージナルス戦では4回途中3失点で今季初黒星を喫して防御率が悪化し、規定投球回に1/3イニング届かなかったことでサイ・ヤング賞争いからも事実上脱落した。

ブルワーズはプレーオフ進出に望みを残しているが、クレイグ・カウンセル監督はバーンズが地区シリーズでも戦列復帰できない見込みだとしている。

だがチーム公式サイトによるとバーンズ本人は張りを感じながら投げ続けたことに「後悔は全くない」と語り、「みんなから昨夜は投げるべきだったとまだ思っているのかと質問されたが、答えはもちろんイエスだ」と話しているという。