ブレーブスとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦を12日に控えるドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、長年チームの守護神として君臨してきた右腕ケンリー・ジャンセン投手(33)の起用について、思うところがあるようだ。

この1カ月というもの、同投手の投球はスピードが落ち気味で一定せず、重要な場面でのコントロールも以前のような精度を欠いている。

ナ・リーグ地区シリーズ第2戦では2アウトをとるまでに30球を要したあげくに2失点を喫し、イニング途中でジョー・ケリー投手に後を託した。

今季序盤には平均で約151キロ出ていた速球が、この回は148キロに達したのが3球だけだった。

ロバーツ監督はジャンセンについて、「スピードに関わらず、コントロールが良い時は誰にも負けないが、コントロールが乱れ始めると良くない。これまで同様にしっかり見ていきたい」とコメントした。(AP)