ドジャースのエース左腕クレイトン・カーショー投手(32)が、6回2安打1失点、8奪三振と好投した。7つ目の三振を奪った時点でポストシーズン(PS)通算200三振に到達した。

1回、先頭打者に安打と1死からの四球で一、二塁のピンチを迎えたが、後続を落ち着いて打ち取り、無失点。その後はリズム良く2回、3回、4回と3者凡退に抑えた。

流れを引き寄せると、打線がベリンジャーの2ランで先制し、5回にはベッツの2盗塁など足を絡めた攻撃で4得点を奪った。

打線の援護を受けたカーショーは6回も3者凡退。7点リードとなった7回からリリーフ陣と交代した。

試合前の時点でPS通算11勝12敗、防御率4・31と安定感を欠いたが、大事な初戦できっちり先発の仕事を果たした。