今季は60試合の短縮シーズンとなったため、ゴールドグラブ賞の選出方法が例年と異なっている。

従来は全30球団の監督と選ばれた複数のコーチの投票があらかじめリストアップした候補選手のうち自チームに所属する選手以外に投票する形式で選出。13年以降はこれにセイバーメトリクスのデータを加味するようになっていた。

だが今季は、スタットキャスト(Statcast)などのセイバーの守備データのみによって選手を評価し選出。

候補上位3人のファイナリストがあらかじめ発表されるようになったのは11年以降で、11年には黒田博樹氏(当時ドジャース)、18年には田中将大(ヤンキースFA)がファイナリスト入りした。