レイズからフリーエージェントとなった先発右腕チャーリー・モートン投手(36)に、少なくとも8~10球団が関心を示しているという。情報筋の話として、MLB公式サイトが伝えた。

モートンはレイズ移籍1年目の昨季に16勝をマーク。今季は9試合の先発で2勝2敗、防御率4・74だったが、ポストシーズンではア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦での好投でチームのワールドシリーズ進出に貢献するなど3勝を挙げる活躍を見せた。

同選手は2022年オプション付きの1年契約を望んでおり、レイズとの再契約が第1希望とみられている。ただ、レイズが1000万ドル(約11億円)以上のオファーを提示する見込みは低く、ローテーションを改善する必要のあるメッツやヤンキースなどのチームが獲得に乗り出す可能性がある。

あるナ・リーグ球団の幹部は「彼は素晴らしい選手であり、ポストシーズンのパフォーマンスも非常に良かった。どんなチームでも彼を加えられたら喜ぶだろう」と述べ、ア・リーグ球団の幹部のひとりも「もし彼がタンパ(ベイ)を離れる気があるなら、短期間の契約であれば彼には良いオファーが届くことだろう」と話していた。