エンゼルスの新GMに就任したペリー・ミナシアン氏(40)が17日(日本時間18日)、本拠地エンゼルスタジアムからオンライン会見を行い、チーム再建への抱負などを語った。新GMの背景などを紹介する。

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【こんな人】 ミナシアンGMは、レンジャーズのクラブハウスマネジャーを務めていた父を持ち、少年時代はユニホームの洗濯、シャワー室やトイレ掃除などの手伝いのほか、バットボーイなどを経験。テキサス大卒業後、レンジャーズ、ブルージェイズのスカウトを経て、2017年からブレーブスでGM補佐を務めていた。

近年のメジャーで主流となっている名門私大卒でデータを重視する若いGMとは、ひと味異なる経歴の持ち主。幼い頃からノーラン・ライアンら名選手に囲まれ、クラブハウスを通して野球を学んだこともあり、「とにかくコミュニケーションがすべて」と、“たたき上げ”の精神をのぞかせていた。