現在フリーエージェント(FA)となっているトレバー・バウアー投手の争奪戦は、メッツとエンゼルスに絞られたとの見方があるようだ。かつてレッズなどでGMを務めたジム・ボーデン氏の見解をMLB公式サイトが伝えている。

ボーデン氏は13日に、MLBネットワーク・ラジオで「周辺から入ってくる様々な話を総合すると、メッツとエンゼルスに絞られそうだ」とコメント。さらに、エンゼルスのほうが積極的にバウアー獲得を目指すだろうとし、同球団が本命だと語った。

エンゼルスは先発ローテーションに不安を抱え、今オフに新たな先発投手を加えようと躍起になっている。対するメッツは、投手陣にジェイコブ・デグロム、マーカス・ストローマン、デービッド・ピーターソン、スティーブン・マッツを擁し、来季はノア・シンダーガードがケガから復帰見込み。同球団はジョージ・スプリンガー外野手の獲得も目指しており、バウアーよりもこちらを優先するとの見方もある。