ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGM(53)とアーロン・ブーン監督(47)が29日(日本時間30日)、オンライン会見に応じ、楽天復帰が決まった田中将大投手(32)への思いを語った。

同GMは、まず田中の功績をたたえた。「彼は偉大なヤンキースの一員で、すばらしいチームメートだった。悲しいことであり、大きな損失。日本での幸運を祈る」。一方で、コロナ禍に伴うチームの財政難もあり「田中1人の値段で2人」を選択。先発投手としてクルバー(年俸1100万ドル)をFA、タイロン(同225万ドル)をトレードで、計1325万ドル(約13億9000万円)で獲得した経緯を説明した。

また、ブーン監督は「マサは特別で、偉大なヤンキースの一員だった。我々は寂しくなるだろう」と、退団を受け止めていた。