レンジャーズ有原航平投手(28)がキャンプ2日目の18日(日本時間19日)、渡米後初のオンライン会見に応じ、メジャー1年目への抱負を語った。

ポスティング申請後、複数球団の中からレンジャーズ入りを決断した理由として、「すごく分析をしてくれていて、このチームで練習を続けていけば、僕自身もっと伸びると思いました」と説明。高めの速球の使い方や配球など、具体的なアドバイスが心に響いたという交渉過程を明かした。

日本ハムで同僚だったエンゼルス大谷とは、合意後に連絡を取り「おめでとうございます」と祝福された。今季からは同地区のライバルとなるだけに「早く対戦したい。本当にすごい選手なので、何とか抑えられるように必死でやりたいと思います」と、あらためて真っ向勝負で挑む姿勢を見せた。

この日は、新背番号「35」のユニホーム姿でブルペンに入り、約30球の投球練習を行った。滑るボールへの対応など戸惑いを感じる一方で「すべてが新鮮で刺激的で、楽しいなと思います」と笑顔で振り返っていた。