エンゼルス大谷翔平投手(26)が「2番DH」で出場し、第3打席でバックスクリーンへ特大の本塁打を放った。オープン戦での本塁打はメジャーで自身初。

1点リードの5回無死二塁、フルカウントから2球ファウルで粘り、8球目の高め直球を完璧に捉えた。打った瞬間に本塁打と分かる打球は中堅後方のバックスクリーンの壁を越える特大弾。球団の公式ツイッターによれば、推定飛距離は468フィート(142・6メートル)で、18年4月6日のアスレチックス戦で放ったメジャー最長飛距離449フィート(136・9メートル)を越えた。

1回の第1打席は無死一塁から四球。レンジャーズ先発ハーゲットの制球が定まらず、4球連続ボールでスイング機会がなかった。

第2打席は3回、1死二塁のチャンスだったが、1ボール2ストライクからの4球目、内角低めの直球をスイングし、二ゴロに倒れた。

オープン戦初出場となった1日(日本時間2日)のホワイトソックス戦では3打数2安打2得点。昨年は1割9分、7本塁打、24打点と苦しんだが、打者でオープン戦2試合連続の好発進。5日(同6日)には投手として、アスレチックス戦でオープン戦初登板に臨む。